GH2 インプレッサ ブレーキジャダーの修理
GH2 インプレッサ 中古で買った時からブレーキジャダーが気になってた
普通は購入したショップにて修理してもらうんだろうけども、こんな趣味なのを知っているので
あえてノーメンテでの引き渡し。最初は随分動かしてなかったと思われることからブレーキパッドのあった位置と
ローターの錆具合からジャダーが起きていると思ってしばらく様子をみることにしていた。
たしかに、購入から2000キロ位は走行してかなり収まってきたように感じるが、やはり無視出来ないレベルだった為
分解して目視、整備してみることにした。
パッドを外して初めて見たのはこの金具
最初はパッド残量が減った時にローターに当たってキーキー鳴る部分かと思ったら
こんな感じに装着してあった。
ローターとパッドを引き離す方向にテンションがかかっているみたいだけど
下側にしか付いてない。何の為に付いてんだ?
20年以上車をかまってきて初めての発見。
まあ、何かの役に立ってんだろうな
パッドを取り外してキャリパーのサポート部分を取ってローターを外す
ローターにはボルトを2本挿し込んで外すが錆も邪魔せず外せた。
ローター表面を観察するもこれといった原因も見当たらず。
もしかしたら縁の部分にある錆が所々当たるのかな。でも、それ位ならすぐに削り取られちゃうような気もするが
340番のサンドペーパーでゴシゴシ錆を削り落とす。
せっかくなのでスライドピンをグリスアップ
ここはワコーズの耐熱シリコーンブレーキグリスを使用
ブレーキローターを装着して気になる所をちょっと撫でてみたりして。
ブレーキ整備とは洗浄です
とにかく掃除と洗浄
この時期ブレーキクリーナーを使うと
過去にストーブに引火して火事になりかけた事があって思い出す
ブレーキクリーナーのガスって地面を這うように溜まるんだよね
しばらくブシュー!ブシューーー!って使ってたら数メートル離れたストーブがボコボコって言ったかと思ったら
向こうから青白い炎がこっちに向かってブオーーーって近づいてきて、ウエスと部品がボンっ!て火だるまに。
火点から離れた気持ちでいても炎が向こうからやってきます
火気厳禁ですマジで。
ブレーキパッドも角を棒ヤスリで落としてみたり
作業中ブレーキキャリパーはサスペンションに吊らしておきました
S字のフックが見当たらなくてナイロン紐で縛ることに
全て元に組み立てて完了!
結果は・・・・
ジャダーが出なくなりました。
何が原因だったんだろ、ローターの錆?パッドの角?スライドピンのグリスアップ?
もうしばらく乗ってみて、また出始めるかも知れないし様子見だな。