ビューエルXB クーリングファン メンテナンスキット使って修理してみた
ビューエルXB クーリングファンをメンテナンスキットで修理してみた
ビューエルXBのクーリングファンはエンジンリアバンクの後ろ、フレームの間に収まっている
作動頻度も高くてそりゃ厳しい環境で動き続けるもんだから壊れる頻度も高いと思う
が!純正のクーリングファンが思ったより高額。そんな中見つけたのがリペアキット
注文する時は、どこまで同梱されているものやら、メーカーはどこ製なのか不安だったが確認してみると
SPALの文字が。純正品がSPAL製なので純正部品としてのキットなんだろうか
アメリカのバイクだけども、ここはイタリア製。
壊れたファンとモーターをベースのフレームから取り外して組み立てるが、ファンをモーターから外さないとモーターが取れない
ファン自体はモーターに圧入しているみたいなので、どうやって取るのが正解かわからないがドリルで軸の周りを壊して撤去
故障の状況は時々ファンの音がカラカラカラ。ギューーンって言い出している状態
モーターをよく見るとモーターの軸とベアリングの間に隙間が出来てる。てっきりベアリングがダメになってると思ってた。
軸がベアリングから空回りして軸が痩せてる。モーターブラシ自体も残ってはいるが、電極側がもう限界みたい。
さて、組み付け。まずはモーター
取り付けは難しくないが取り付けビスがモーターどの位置でも付くもんだからハーネスをどの位置で留めるのか少し悩んで取り付け。
多分この位置(笑)
そしてファンの圧入。だいたい真っ直ぐにファンを持ってゴムハンマーでゴンゴンと。
真似する人が居るならモーター壊れても責任持てません。
成功!
元々ついてたネットを取り付けたら電極の加工
外したモーターの配線を見ながらコネクタの組み立て。写真の工具でも出来たが本当はもっと小さなサイズだったみたい
無事完成した。
後は取り付け、外した反対で組み立てるが
まーー狭い!知恵の輪の如く、あっち回しこっち潜らせハーネス寄せて完成。
ECM Droidでファンのテストして完了
今回のO2センサー交換とクーリングファンの修理で使った工具はコレ
モンキーと22ミリのメガネレンチ、1/2のボックスレンチとニッパ
8ミリの6角レンチ、T40とT27のトルクスレンチとジャッキ。
プライベーターの参考になれば幸いです。